気が付けば、9月に入って初めての更新です。かなりサボってましたね(爆)。まあクルマが無いときはこんなもんです。
さて、そんなネタの無いときにBMWからありがたいDMが届きました。
M3の特別展示会のお誘いです。
ということで、都内のBMWのお店へ行って来ました。こちらに置いてあるのはメタリックブラックのM3です。
履いていたタイヤは、ミシュランのパイロットスポーツPS2の18インチ。BMWご自慢のランフラットではありません。
インパネです。330km/hスケールのスピードメーターですが、最高速度は自主規制により250km/hなんですよねぇ~(笑)。レッドゾーンは8,000回転あたりからになってますねぇ~、やはりかなりの高回転型エンジンのようです。
6速ミッションのギアの配置はポルシェと同じです。なかなか剛性感のあるミッションですが、シフトの握り心地はポルシェの方が好きですね。
こちらは「バンブーベージュ」という色の皮シート。サイドサポートもなかなかしっかりしていて、座り心地の良いシートでした。「M Driveパッケージ」というオプションを選ぶと、サイドサポートが電動調整式になり、またランバーサポートも付きます。ポルシェのシートに比べれば柔らかいですが、このシートならば、長距離でも疲れないのではないでしょうか。
ただし、座った上での前方視界はあまり誉められたものではありません。前方のボンネットのちょうどエンジンが鎮座しているあたりが大きく出っ張っていて、視界を妨げています。ちょうどスバル インプレッサSTIのボンネットにあるエアバルジのような感じです。
ちょっと上から見てみました。次に紹介します320クーペに比べると、いかにM3が”マッチョ”になっているかがわかります。
こちらが320クーペ。こちらも好きなデザインなのですが、M3を見てしまうと、貧弱に見えてしまいます。
さて営業さんにカタログを貰い、眺めているとホワイトのボディ色がメインで載っていまして、なかなか格好良いかんじ・・・・・。営業さんに「ホワイトの展示車どこかにない?」って聞きましたら、都内某店にあるとのこと。
ということでBMWディーラーの「はしご」をしてきました(爆)。10月号の「CG」で特集されたM3もホワイトでしたが、やはり今度のM3はホワイトがいいですねぇ。
こちらは左ハンドル。シートは「パラディウム・シルバー」という色のシートです。
素のM3もカーボンルーフになりました。まあそれでも、車重は1,630kgありますから、ちと重いですよねぇ~。そうそう!オプションの電動ガラスサンルーフを付けると、当然の事ながらルーフはスチール製となります。まあこのクルマでサンルーフ付ける人はどれだけいるでしょうか?
さてこのM3、ポルシェという存在が無ければ、私が欲しいクルマの筆頭です。今回はV8、4リッターのエンジンとなり、価格も車両本体価格が996諭吉とかなり跳ね上がりました。また、45諭吉の「M Driveパッケージ」は、上記のとおりシートの調整の他に、「EDC」と言われるダンパーコントロール(ダンパーの固さが3段階で調整される)やエンジンレスポンスが変わるポルシェで言えば「スポーツクロノ」のような装置も付くオプションですが、これは付けない人はいないと思いますので、最終的に1,050万に+諸費用ということになりますね。
エンジン性能を見ればこの価格は、なかなかリーズナブルですし、それでいてちゃんと4人乗れるシートを持つこのクルマの存在価値は、かなり高いものがあると思いますが、クルマ好きとしては、このクルマがポルシェのような「ダイレクト感」や「運転する楽しさ」を持ったクルマであるのか?ということに非常に興味を持っています。
まあ試乗車が出てくることは無いのかもしれませんが、どんな形でも良いですから一度運転してみたいものです。