パジェロ生産終了なんだってさぁー(;゚ロ゚)
なんとまぁ~!三菱パジェロが今年の8月で生産終了するっていう悲しいニュースが舞い込んできまして、
そのニュースのほうにインパクトを感じている今日この頃でございます。
なぜパジェロ生産終了のニュースを、約4ヶ月ぶりのブログ更新のネタ(爆)にまでしたか?と言いますと
まあ簡単な話、元オーナーであり自分で購入した初めてのクルマだったからなのであります。
2.5リッターのインタークーラーターボディーゼルは105PS、24.5kgmを発生しますが車重が1,770kgもありますので、
トップスピードは全く伸びず高速道路で追い越し車線を走ろうもんなら、アクセルは床にベタ踏み状態、
黒煙吐きまくり(^^ゞ な状態でもすぐ後ろで煽られてしまう始末。
でも、このクルマの本領は低速トルクにあり、「スキーエクスプレス」としてスキー場までの往復に活躍してくれていた頃は
ドカ雪が降った後、30~40cm新雪が積もったスキー場の駐車場からの脱出も、いとも簡単にこなしてくれましたし、
台風並みの低気圧が影響した暴風雪の峠道でも、スタックしたクルマばかりの中、いとも簡単にスキー場まで我々を運んで
くれたこともありました。
という仰せがありまして(笑)、まあそれまで家のクルマもMTでして、クラッチ操作も苦にならず、
まして価格も少し安かったのでこれ幸いということで、パジェロにしては珍しい?MTの個体であります。
スキー場で購入したもの。この頃はスキーブームでしたし、こんな4駆いっぱいいましたよね。
スキーと言えば、この頃は「4駆でスキー!!」がブームでして、高速のSAやPAはスキー板を積んだパジェロや
ハイラックスサーフが「これでもか!!」ってくらい集まっていました。パジェロは上記の私の車と同じ青色、
ハイラックスサーフは緑色が多かったかな?
私の友人も、ハイラックスサーフに乗っていまして、よく一緒にスキーに行っていたのですが、パジェロとハイラックスサーフ
という、一番ありがちなペアなだけに(友人のサーフも緑でした 笑)SAやPAで自分たちの車を探すのに苦労する
といった、今では考えられない現象が起きていたもんです。
今度は排気量が2.8リッターに上がりまして、125PS、30.0kgmまで出力も上昇。
その頃になると”神様”もいらっしゃらなくなっていましたので(..;)ATを選び、運転はかなり楽になりましたね。
たまに奥志賀の林道にも走りに行ったりして、今の自分のクルマ選びでは出来ない思い出を作ってくれた2台のクルマだったのです。
ありますねぇ。今の三菱自動車の状況からすれば、年間数百台しか販売されない採算の合わないクルマを
生産し続けるわけにはいかないでしょうけど、三菱のクルマとしては看板のクルマだっただけに、なんだか残念な気がします。
三菱はギャランも無くし、ランサーも無くし、そしてパジェロも無くす。「三菱といえば!」って言える最後の牙城はデリカ
なんでしょうが、あの”オラオラ系”のフロントフェイスは、かえって三菱らしさを無くしてしまったような気がするのは
私だけでしょうか?
昨今のSUVブームからすると「別にスキーにも行かないし、オフロードなんか行かないから重々しい4駆なんか要らない
んだよねぇ~」ってことなんだろうと思いますし、パジェロと同時代に4駆として売っていたクルマのなかでも
レンジローバーシリーズやジムニーはしっかり生き残って、そして売れに売れています。
レンジは高級SUVとして、ジムニーは手軽な実用車として、ちゃ~んと特徴があるのですが、それを考えるとパジェロは
やっぱり中途半端ってことなんだろうなぁ~。
結局、時代を読み切れなかった・・・ということで生産終了も仕方ないところなのかもしれませんね。
ということで、元オーナーとしては残念だけど、今はただ「平成」の時代にお世話になった頼もしい2台のパジェロを
思いだしながら、「令和」の時代にどんなクルマを選ぼうか?悩むことにしたいと思います。
by Tristan987
| 2019-05-01 22:11
| 今までのおくるま