気が付いたらもう終盤戦!!
冬の祭典!トリノオリンピックも気が付いたらもう終盤戦。昨日は、日本選手団にとって待ちに待ったメダル、しかも金メダルがフィギュアスケートの荒川選手にもたらされました。
本当におめでとうございま~す!!
さて、私はスキー好きなもんですから、夏のオリンピックよりも冬のオリンピックの方が好きでして、中でもアルペンスキーは毎回楽しみにしている競技の一つです。そのアルペンスキー、競技を本格的に見始めたのは、1980年のレークプラシット大会が最初でした。
この人。私にとっての(いや!スキーを愛するすべての人にとっての)神様でもある、インゲマル・ステンマルクです。ワールドカップ通算86勝(SL40勝 GS46勝)の前人未踏の記録をうち立て、とにかく「ステンマルクの次の2位でゴールインできたら、それはもう優勝したも同然だ!!」と言わしめたほど、圧倒的な強さを誇っていました。
そのステンマルク全盛時代の1980年レークプラシット大会。立ちはだかるのは、地元アメリカのフィルとスティーブのメイヤー兄弟。しかし、そんなアウェーの状態ながらも、SLとGSの2冠王となります。よく「逆転のステンマルク」と言われ、1本目はある程度のマージンを持って滑っているためにトップタイムではないのですが、2本目に驚異的なタイムをたたき出して、逆転で勝ってしまう・・・・。そんな彼のレースに美学を感じていました。また、スラロームの滑りで特に感じていたのですが、1本の滑りの中で、前半部分から後半部分にかけて段々と加速をしていくようにリズムの良い滑りをしていくんです。こんな滑り、他の選手には真似できませんでした。実は、前に私のブログでも紹介しました”ラ・ボンバ”アルベルト・トンバよりも実は、ステンマルクの方が心に残るシーンが多いのも事実です。
そのアルベルト・トンバは、1988年のカルガリー大会で、見事にSL・GSの2冠王となりましたが、なんと!スラロームの2本目ベストラップはステンマルクだった(結局ステンマルクは6位でした)のです。いやぁ~痺れましたねぇこのときの滑りも!
さて、時は流れ、1992年アルベールビル大会。トンバは2大会連続2冠王を狙うも、惜しくもSLではフィン・クリスチャン・ヤーゲの”スーパーラン”に阻まれ銀メダルに終わりましたが、GSではさすがの金メダル。そしてこの大会スーパーGで優勝したのがこの人
チェーティル・アンドレ・オーモットです。この人、とにかくオリンピックや世界選手権になると強い!強い!オリンピックと世界選手権で獲得したメダルが19個と、とんでもない”メダルコレクター”です。(ところが、このメダル達。一昨年盗難に遭い、すべて無くしてしまったとのこと)。そのオーモット。なんと今回のトリノオリンピックのスーパーGで見事に金メダル!!。
いやいや!国の代表となって出られたのも素晴らしいと思っていたのですが、まさか優勝してしまうなんて!!!
世の中には、とんでもなくスゴイ人達がいるもんです。ハイ
ということで、明日の夜中は、今大会アルペンの最終種目、男子スラロームが始まります。
優勝候補は、イタリアのジョルジョ・ロッカやオーストリアのベンジャミン・ライヒ。といったところでしょう。
だがしかし!!荒川選手の金メダルで追い風に乗った日本勢。佐々木 明が何かやってくれることを期待しているのは私だけでしょうか!!
とにかく、失敗しても良いから”切れた滑り”を見せてもらいたいものです。明日、夜中をお楽しみに!!
本当におめでとうございま~す!!
さて、私はスキー好きなもんですから、夏のオリンピックよりも冬のオリンピックの方が好きでして、中でもアルペンスキーは毎回楽しみにしている競技の一つです。そのアルペンスキー、競技を本格的に見始めたのは、1980年のレークプラシット大会が最初でした。
そのステンマルク全盛時代の1980年レークプラシット大会。立ちはだかるのは、地元アメリカのフィルとスティーブのメイヤー兄弟。しかし、そんなアウェーの状態ながらも、SLとGSの2冠王となります。よく「逆転のステンマルク」と言われ、1本目はある程度のマージンを持って滑っているためにトップタイムではないのですが、2本目に驚異的なタイムをたたき出して、逆転で勝ってしまう・・・・。そんな彼のレースに美学を感じていました。また、スラロームの滑りで特に感じていたのですが、1本の滑りの中で、前半部分から後半部分にかけて段々と加速をしていくようにリズムの良い滑りをしていくんです。こんな滑り、他の選手には真似できませんでした。実は、前に私のブログでも紹介しました”ラ・ボンバ”アルベルト・トンバよりも実は、ステンマルクの方が心に残るシーンが多いのも事実です。
さて、時は流れ、1992年アルベールビル大会。トンバは2大会連続2冠王を狙うも、惜しくもSLではフィン・クリスチャン・ヤーゲの”スーパーラン”に阻まれ銀メダルに終わりましたが、GSではさすがの金メダル。そしてこの大会スーパーGで優勝したのがこの人
いやいや!国の代表となって出られたのも素晴らしいと思っていたのですが、まさか優勝してしまうなんて!!!
世の中には、とんでもなくスゴイ人達がいるもんです。ハイ
ということで、明日の夜中は、今大会アルペンの最終種目、男子スラロームが始まります。
優勝候補は、イタリアのジョルジョ・ロッカやオーストリアのベンジャミン・ライヒ。といったところでしょう。
だがしかし!!荒川選手の金メダルで追い風に乗った日本勢。佐々木 明が何かやってくれることを期待しているのは私だけでしょうか!!
とにかく、失敗しても良いから”切れた滑り”を見せてもらいたいものです。明日、夜中をお楽しみに!!
by Tristan987
| 2006-02-25 01:53
| スキー