やっぱり強かったっす・・・・
今年の男子グランドスラムのシングルスは、オーストラリアがフェデラー、フレンチがナダル、ウインブルドンがフェデラー、ということで、本当の意味でのフェデラーVSナダルの対決が期待されましたが、予想を裏切ってナダルが準々決勝で敗退。その代わりに勝ち上がってきたロディックと決勝で相対しました。
ここ最近、パッとした成績を残していないロディックですが、私も大好きな元プレーヤー、ジミー・コナーズをコーチとしてからは、成績も急上昇!!。昔のアグレッシブなロディックが帰ってきたように感じます。
さて、日本時間の月曜日朝に行われた決勝戦、復活なったロディック、しかもアメリカ人のロディックにとっては”ホームゲーム”。さすがのフェデラーも苦戦となるか?と予想されたのですが、蓋を開けてみれば、やはりフェデラーは強かった!!。サーブ、リターン、ストロークどれもがロディックを圧倒します。
私もへたくそながらテニスをする人間ですが、フェデラーのラケットコントロールはもう”神業”と言うより他はありません。ちょっとペースが遅く、「ポコン」とただ跳ねただけのボールを、浮かさないで打ち込むのは非常に難しいのですが、彼はいとも簡単にラケット面を合わせて打ち込むのですね。もう脱帽です・・・・(笑)。
ロディックも良いテニスをしたのですが、いかんせん相手はフェデラー。ロディックの生半可なボレーではパッシングの餌食になるのは必定。得意のサーブもことごとくいいリターンをされてましたね。
これでグランドスラム通算9勝、25歳にしてこの度引退したアガシの8勝を抜きました。またこの9勝をここ4年間の間にとっているのが素晴らしいですね。これで、サンプラスの通算14勝も射程距離に入ったかもしれません。
今のフェデラーに敵う選手。やはりナダルが挙げられると思われますが、ナダルも下位の選手から見れば、”標的にされる選手”。今回のように、決勝でフェデラーと当たる前に負けてしまうこともありえます。ナダル以外で選手名を挙げようと思っても、名前が出てこないところが悲しいですね。やはり若かりし頃のサンプラスでしょう(爆)。敢えて言うなら”ライバル”はこの男でしょうか?
もう記録面でタイガーとフェデラーは”ライバル関係”にあると見て良いと思います。
今回、負けてしまったロディックですが、でも収穫はあったと思っています。次のマスターズカップ上海に向けて、更なる向上をしてもらいたいものです。この素晴らしいコーチとともに!
by Tristan987
| 2006-09-13 01:17
| テニス