第21回テニス日本リーグ開幕!!
この日本リーグ、全日本選手権のような、個人戦ではなく、実業団テニスの最高峰!企業同士の団体戦での戦いが繰り広げられます。
さて、今回は2人の選手に注目してみました。
一人目は
東京電力所属の 軸丸真志選手です。
軸丸選手は、’04年の全日本学生チャンピオン。日大のエースとして活躍し、社会人の世界にデビュー。学生チャンピオンの実力やいかに!?
二人目は
三菱電機所属の
杉田祐一選手。
杉田選手は、今年のワールドスーパージュニアのシングルスに優勝(日本人選手としては12年ぶりの優勝だとか?)。まだまだ高校3年生ですが、実業団入りし、実力UPを狙うスーパールーキーなのです。
では実際に見た両選手のプレーですが・・・・。
軸丸選手は、プロフィールどおり、安定したストロークと軽快なフットワークが信条のテニスです。純粋なストローカーですね。ストロークで相手を振って、チャンスボールを叩く!というプレーなのですが、ちょっと展開力が乏しいところがあります。ストロークで攻めきれないので、繋ぎに徹してしまっています。サーブも日本リーグの選手達の中ではちょっと弱い感じ・・・・。遅いコートならこのスタイルでも良いかもしれませんが、室内コートのように早いサーフェースだと苦戦してしまいそうです。でもまだまだ若いですから、これから改良して強くなってくれると思います。
そして杉田選手です。スーパージュニアの決勝戦をテレビで見ていたので、どんなプレーをするのかはおおよそ掴めていました。
杉田選手は、強烈なフォアハンドを軸に、相手を振り回して、最後はネットに出て決める!というテニスをします。実際にプレーを見ますと、フォアに負けず劣らず、バックハンドもなかなかキレの良いボールを打ちます。ダブルバックなのですが、足腰を落として、しっかりしたスイングをしてますね。時折見せる”ジャックナイフ”(テニス好きにしかわかりませんね(爆))もまったくミスをしません。高校生なのに、大したもんです。
まだまだ荒削りなところもありますが、将来必ず、日本のテニス界を背負って立つ存在になると思いますね。それだけ見ていても”センスの良さ”を感じます。
さて、今回は上記の2選手にフォーカスを当ててみましたが、他の選手も素晴らしいプレーを見せてくれました。来月の第2ステージも楽しみです。
by Tristan987
| 2006-12-10 23:12
| テニス