気になるクルマに試乗・・・・・その①
まずは、その1です。
さて、試乗車として用意されていたのは、1.4リッターのクルマ。1,200kgの車重を73PS、12.0kg-mのエンジンで駆動させます。
ミッションは、2ペダルMTで5速なのですが、クリープが無いので、坂道での発進は左足ブレーキが必要になります。市街地での試乗で、最初は「あれっ!なかなか車速が伸びないなぁ~。やはり1.4リッターではこんなものか?」と思っていたのですが、アクセルを踏み込んで、各ギアで引っ張り気味にして走ると、なかなか元気な走りを見せてくれます。
欧州小型車特有の「エンジンぶん回して走る!」という乗り方が合いそうです。ハンドルは軽く、ブレーキも初期制動がしっかり効くので、女性でも運転はしやすいでしょう。そして驚いたことに、これだけ車高が高い(1,630mm)のに、交差点での右左折やレーンチェンジといったシチュエーションなのに、サスがちゃんと踏ん張っていて、ロールしません。これはなかなかなもんです。
こちらは、上級モデルの1.6リッターですが、こちらであれば、もうちょっと走りに余裕が出ますので、街乗りだけでなく、長距離を走るには、こちらのほうが良いかもしれません。1.4リッターとの差は、エンジンとアルミホイールが付くこと、サイドモールがボディ同色になること、オートエアコンになること、等々です。価格差は30万円ほどですので、エンジン排気量で選ぶ人が多いでしょうね。
さて、良いこと尽くめのようなこの1007ですが、一つだけ「これはちょっと・・・・」と思ったことがあります。それは、”車両感覚”です。特にフロント。まったく見えません(笑)。着座ポイントからフロントウインドウまでが遠いことと、フロントボンネットが急激に下に落ち込むスタイルをとっているために、まったく見切りができません。ちょっと前車から余裕持って停まることが必要なようです。
まあ、善し悪しはありますが、魅力的なクルマではありました。200万円そこそこのクルマとしては、かなり良い選択肢にあるクルマだと思っています。プジョーは、3月になると「207」が日本に入ってくるそうです。デビューフェアの際は、こちらのディーラーから案内を出してくれるそうです。また、207が出たら乗りに行こう!!。
ということで、プジョーを後にして次のお目当てのディーラーへ行くのでした。
その②へつづく
by Tristan987
| 2007-02-12 21:20
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